【UNISG修学旅行 レポート3日目】

2019/12/8

12月5日UNISGの一行は無事に中部国際空港セントレアからイタリアに旅立っていきました。
10日間におよぶUNISG修学旅行を振り返っていきます。
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3日目は「海の博物館」へ。
「海女」を代表とする伊勢志摩の伝統的な漁法など、人と海にかかわる展示が行われています。
ガイドの説明にみなさん聞き入っていました。特に、海女文化には興味を持って質問がされていました。
船の展示棟では、伊勢志摩のみならず日本国内の船が寄贈されていて圧巻の風景です。中には、外国の漁船も展示されています。最後に、船に祭られる「船魂様」の話があり、人型の人形や、銅銭、五穀などが収められていて人間の毛髪も入れられると聞いてどよめきが。同じような風習がヨーロッパの船にもあるらしくやはり海は繋がっているんだと実感できる古来からの風習でした。

午後は、バスで一路東紀州へ。「炭焼きえむてい」にて紀州備長炭づくりの見学です。代表の津村寿晴さんからお話を伺いました。紀北の山には備長炭に適したウバメガシが群生しており、100年切り続けてもあまりある資源があるということ。資源は豊富にあるが後継者不足であることなどが話されました。
学生たちは、炎が立ち上がる炭焼き窯から炭を取り出す作業を体験しました。

体験のあとは、地元の飲食店さんが炭火で焼いた鶏肉やサンマの干物、お餅などを振舞っていただいきました。中でも、備長炭で焼き上げた鶏肉は表面がカリっと香ばしく、中はジュージーであっという間になくなっていました。
美味しいいおもてなしをありがとうございました。

体験後は熊野市に移動して「とCous Cous(クスクス)」さんでジビエを使った地中海料理で地元の食材を使ったメニューを楽しみました。

3日目も無事終了!4日目へと続きます。

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