UNISG生二人のインターンシップ@石川 No.10

2017/10/20

昨日と本日は中村酒造、四十萬谷本舗、今川酒造、九谷焼を見学しました。

中村酒造は有機酒を生産していることで有名です。金沢大地で作っている食米を使用するだけでなく、酒蔵も有機認証を取得しています。そのために、温度湿度の管理をしっかりと行っていました。

四十萬谷本舗では、かぶら寿司の生産を主に見学しました。カブに切り込みを入れ、ブリや人参などを挟み、11ー1月の間に2-3週間発酵させます。麹を麹屋さんから購入し、彼らのために粕漬けの体験をさせていただきました。

今川酢造はもともと酒造でしたが、1923年に酢造に転向します。お酒を酢酸発酵させてることで、お酢をつくり、殆どの酢造ではお酒を買い発酵だけを行います。今川酢造ではお酒を自ら生産します。

精米歩合を90%程度にすることで、お米の旨味を残します。1-2ヶ月でできたお酒を6,7ヶ月室の中で発酵させます。一年中同じ温度にするために布団などを使用しタンクを温めていました。

九谷焼は土造り、成形、乾燥、素焼き、下絵付け、施釉、本焼き、上絵付け、焼きという工程があり、大きくは成形と絵付けに分業されています。両方の工程を見学し、上絵付け体験もさせてもらいました。

最後は料亭大友楼へ行き、地元の郷土料理をいただきます。大友さんは前田公のお付き合の料理長の末裔で、地元の文化を継承するために料理を作り続けていました。

関連記事