秋田のいぶりがっこはどうやって守っていけるのか? 〜かたつむりアカデミー 2022年11月

2022/10/25

秋田県の郷土漬物「いぶりがっこ」が、今ピンチに直面しています。

2021年6月に施行された改正食品衛生法では、
これまで許可が必要ではなかった漬物製造業に、新たに許可が必要となり、衛生基準を満たした施設で作る必要があります。

いぶりがっこは、元々農家が農閑期に小屋で作るのが昔ながらの文化。
作り手は零細の高齢農家が多いのが現状で、製造施設の大幅な改修や新たに建設することは、そのような人たちにとってはとても難しいこと。作り手によってやり方も味も様々で、それが魅力の一つでもあるいぶりがっこを、大きな製造施設で一律で作った時、その魅力は出せるのでしょうか。

そんな現状の中、どうしたら昔ながらのいぶりがっこを守り続けることができるか。
いぶりがっこの若手生産者として試行錯誤を続ける三吉農園の加藤マリさんを迎えてお話を伺います。
また、食品衛生法の基礎知識について、立命館大学社系研究機構客員研究員の柿谷康仁さんもお招きして学びます。

概要
◯日時
11月4日(金)19:30〜21:00
(オンライン参加用のzoomは10分前に開場します)

◯場所
zoomにてオンライン開催(お申し込みいただいた方にリンクをお送りします)

◯参加費
一般:500円
スローフード会員(支部会員・コミュニティ会員・かたつむりの会):無料

◯お申し込み
こちらのPeatixページよりお申し込みください。※Facebookのイベントページの参加ボタンだけではお申し込み完了にはなりません。

◯主催・お問い合わせ:一般社団法人 日本スローフード協会
info*slowfood-nippon.jp(*を@に変換してお送りください)

Slow Food Nipponでは、月に一度、かたつむりアカデミーと題して、さまざまな食の問題に関する学び場を作っています。会員になっていただくと、参加費無料・席の優先などの特典があります。
イベント前に登録を済ませている方は、無料でご参加いただけます!
https://congrant.com/project/slowfoodnippon/1537

スローフードの仲間になって、一緒に学び、対話し、ムーブメントを作りませんか?

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