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スローフード・コーヒー連合について学ぼう! 〜かたつむりアカデミー 2023年7月
- 日時
- 2023年07月12日19:30〜21:00
- 場所
- オンライン
- 概要
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毎朝欠かさずコーヒーを飲んでいるという人、
多いのではないでしょうか?日本は、世界のコーヒー消費量全体の5%を占めていて、
国別の消費量ランキングでも15位と上位にいる、
コーヒーの大消費国の一つです。そんなコーヒー産業ですが、経済的・身体的に生産者が搾取されやすい構造的な問題を抱えていることは既に多くの方が知っていることかと思います。最近では、フェアトレードのコーヒーや、スペシャルティコーヒー、生産者の労働環境が保護されている様々な認証がついたコーヒーを見ることも珍しくなくなってきました。そんな中、2021年にスローフード・コーヒー連合が立ち上がりました。
現在、アフリカ、中南米、アジアから35の生産者団体が加盟しています。
PGS(Participatory Guarantee System:参加型認証システム)という新しい考え方を採用し、費用や複雑な手続きを必要とせずに、自己認証をするユニークな取り組みをしています。このプロジェクトにはどんな人たちが参加しているのか?
プロジェクトを通して、どんな事が起きているのか?
消費国である日本がどのように参加できるのか?イタリアのスローフード国際本部から、コーヒー連合のプロジェクトコーディネーターであるエマヌエレと繋いで、
一緒に学んでいきましょう。◯講師プロフィール
Emanuele Dughera(エマヌエレ ドゥゲラ)
スローフード・コーヒー連合 コーディネーター
持続可能な農業開発において豊富な経験を持ち、長年にわたりアフリカの食糧と農業に関するプログラムに貢献してきた。近年は、参加型プログラムの開発と、小規模コーヒー生産者とコーヒー産業関係者との協力関係の促進を中心に活動している。スローフード・コーヒー連合はアフリカと中南米のコーヒー生産国数カ国に、生産者団体からなる支部を持つ。◯スローフード・コーヒー連合とは
スローフード・コーヒー連合は、生産者から消費者に至るまで、コーヒーのサプライチェーンに関わるすべての参加者を結びつけるオープンなネットワークであり、すべての人々にとっての「Good, Clean, Fairなコーヒー」という共通の目標に向かって、協力し活動を行っています。
その目的は、生産者と消費者を繋げ、関係を改善し、生産者の認知度を高めることで生産者をエンパワーし、コーヒーに関する知識を広め、コーヒーのサプライチェーンに関する意識を向上することです。
詳しくはこちら https://coffeecoalition.slowfood.com/概要
◯日時
7月12日(火)19:30〜21:00
(オンライン参加用のzoomは10分前に開場します)◯場所
zoomにてオンライン開催(お申し込みいただいた方にリンクをお送りします)◯参加費
一般:500円
スローフード会員(支部会員・コミュニティ会員・かたつむりの会):無料
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みつばちと生物多様性のスローな関係 〜かたつむりアカデミー 2023年5月
- 日時
- 2023年05月19日19:30〜21:00
- 場所
- オンライン
- 概要
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今回のかたつむりアカデミーのテーマは、「ミツバチ」。5月20日は「世界ミツバチの日」、5月22日は「国際生物多様性の日」です。
ミツバチといえば、美味しいはちみつを私たちに分けてくれる。 そんなイメージが一番強いのではないでしょうか。でも、それだけではない、自然界でとっても重要な役割を持っているのです。
スローフードが一番大切にしているテーマである”生物多様性”は、ミツバチ抜きでは語れません。
詳しく知らない人も、よく知っている人も、「世界ミツバチの日」と「国際生物多様性の日」という、
二つのテーマのつながりを理解する絶好の機会に、学びを深め、一緒に考えましょう。今回は、ミツバチや養蜂に関する様々な取り組みを展開している高安和夫さん・さやかさん夫妻を迎えて、
ミツバチと生態系
生物多様性とミツバチの密接な関わり
日本の在来種、ニホンミツバチとは?
高安さんの取り組み
スローフードとミツバチに関する取り組み
などなどを学んでいきます。◯講師プロフィール
高安和夫さん
千葉県出身。一般社団法人トウヨウミツバチ協会 代表理事/NPO法人銀座ミツバチプロジェクト 理事・最高顧問/株式会社Eat‘s Labo 代表取締役/スローフード銀座 代表。ファーム・エイド銀座実行委員長としてシンポジウム開催、「銀座農業塾」の塾長として次世代の農業の担い手を育成、2006年「銀座ミツバチプロジェクト」の立ち上げ、養蜂を通した農福連携の推進など、銀座・ミツバチを軸とした様々な取り組みを展開している。概要
◯日時
5月19日(金)19:30〜21:00◯場所
zoomにてオンライン開催(お申し込みいただいた方にリンクをお送りします)◯参加費
一般:500円
スローフード会員(支部会員・コミュニティ会員・かたつむりの会):無料◯主催:Slow Food Nippon◯お問い合わせ: info*slowfood-nippon.jp(*を@に変換してお送りください)
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春のスローフードランチ大交流会@Edible Kayabaen
- 日時
- 2023年04月15日12:30-14:30(開場12:00)
- 場所
- 東京都中央区日本橋茅場町 1-5-8 屋上
- 概要
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4/15(土)、Slow Food Nipponの総会開催にあわせてランチ交流会を開催します。会場となるのは、同志であるEdible School Yard Japanが運営するEdible Kayabaen。都会のど真ん中のビル屋上にある、コミュニティガーデンです。フードを担当するのは、スローフード三浦半島のメンバーであるAMIGO MARKETの井上園子さんと、FARM CANNINGの西村千恵さん。味の箱船をはじめ、全国から集まったスローフードゆかりの食材をふんだんに使った内容を準備してくれています!遠方からもメンバーが集まる機会ですので、全国の活動の共有などをしながら交流したいと思います。スローフードメンバーはもちろん、メンバーでなくても歓迎です【イベント概要】◆日時 4月15日(土)12:30-14:30(開場12:00)◆場所 Edible Kayabaen
東京都中央区日本橋茅場町 1-5-8 屋上(茅場町駅徒歩0分)
東京証券会館のエレベーターで屋上へ上がってください
https://ediblekayabaen.jp/注意 雨天の場合、別会場となります。4/12の時点の予報で判断いたします。
雨天時の会場:ソウエクペリエンス
(住所 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷3丁目60−5 原宿ビル B1 オー・アール・ディ 原宿駅徒歩4分)◆スケジュール
12:00 開場、受付開始
12:30 いただきます
〜交流タイム〜各地からの報告など
14:30 イベント終了
15:00 完全撤収
※途中入退出可◆参加費 3500円/1名
※未就学児:無料 小学生:1500円 中学生以上:大人料金◆定員 50名
※立食形式ですが、椅子も使っていただけます。◆持ち物
・飲み物を入れるグラスやカップをご持参ください。
・食器は用意がありますが、MY食器の持ち込みも歓迎です。
・ハーブウォーター又はお茶の用意がありますが、ドリンク(アルコール含む)の持ち込みも歓迎です。
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農業の事業承継と新規就農の実態 ー熊本からつなぐ日本農業の未来ー 〜かたつむりアカデミー 2023年4月
- 日時
- 2023年04月06日14:00〜15:30
- 場所
- オンライン
- 概要
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■農業において最も深刻な課題は、キャリアの接続がうまくいっていないことではないでしょうか。
この課題を解決するため、農業をやめたい人と新規就農したい人をマッチングして事業継承をサポートし、新規就農者に伴走する事業を行なっているWithFarmerという会社があります。■なぜ日本では新規就農者が増えないのか、どのようなサポートが必要なのか?この課題に取り組むべく起業した32歳の若き経営者が見据える将来の日本の持続的な農業の形と、ビジネスモデルとは何か。各界から注目される若き経営者が熊本からのリモートで登場します!※当オンラインセミナーは、「清話会」が主催する定例セミナーを特別にSlow Food Nipponへ開放していただいたものです。◯講師プロフィール
(株) WithFarmer代表取締役
平戸 裕馬
2016年 明治大学農学研究科農村計画学専攻 修了。同年 (株)日本政策金融公庫農林水産事業入庫。
18年公益財団法SAWADAFOUNDATIONにてエイチ・アイ・エス澤田秀雄社長の元で、2年間経営の修行を積む。
1年間で3社の出向経験を行い、各社で経営改善に従事。
2020年12月(株)WithFarmer設立、代表取締役に就任。農業分野において、生産から流通・販売までのバリューチェーンを学び農業と食のトータルコーディネートに従事。概要
◯日時
4月6日(木)14:00〜15:30◯場所
zoomにてオンライン開催(お申し込みいただいた方にリンクをお送りします)◯参加費
一般:500円
スローフード会員(支部会員・コミュニティ会員・かたつむりの会):無料◯お申し込み
リンク先のPeatixページよりお申し込みください。
https://ka-withfarmer.peatix.com/
※Facebookのイベントページの参加ボタンだけではお申し込み完了にはなりません。◯主催:清話会(http://www.seiwakai.com/)
◯お問い合わせ:一般社団法人 日本スローフード協会
info*slowfood-nippon.jp(*を@に変換してお送りください)
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今さら聞けない!アニマルウェルフェア入門 〜かたつむりアカデミー 2023年3月
- 日時
- 2023年03月29日19:30〜21:00
- 場所
- オンライン
- 概要
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「アニマルウェルフェア」という言葉、知っていますか?日本語で”動物福祉”と訳されますが、家畜動物にとって快適な環境下で飼養するという動きで、近年ヨーロッパを中心に広く普及しています。日本にも、「聞く機会がだんだんと増えてきたけれど、まだ、どういう事なのかいまいちわからない」
「興味はあるけど、勉強会などは専門的すぎてついていけなさそう」
「まずは基本的なことを知りたい」
・・という方も多いのではないでしょうか。そんな方のために、今回のかたつむりアカデミーでは、アニマルウェルフェアの基礎知識について学んでいきます。ゲストには、日本でアニマルウェルフェアの考え方を普及すべく様々な活動をしている、Better Life for Farm Animals Japanの池嶋丈児さんに登場していただきます。◯講師プロフィール
池嶋丈児
1973年(丑年)生まれ。2015年、「小規模生産者と消費者をつなぎ、毎日の食から”美味しい革命”を!」をコンセプトに、個人事業として「Eat Natural 」を立ち上げ、自然食材販売を開始。2016 年、AWFCJ(アニマルウェルフェアフードコミュニティジャパン) や生産者との出会いから、アニマルウェルフェアに配慮した畜産品の販売を開始。各地の牧場を訪ね、生産者とシェフのつなぎ役として、 アニマルウェルフェアの魅力を伝えながら、主に業務用の卸を行う。
2018年より、AWFCJ事務局長を務める。イギリスの家畜福祉推進団体CIWF(Compassion in World Farming)の支援を受けて2021年7月、Better Life for Farm Animals Japanを設立。
Slow Food Ginza 会員。Better Life for Farm Animals Japan
https://blffa.jp概要
◯日時
3月29日(水)19:30〜21:00
(オンライン参加用のzoomは10分前に開場します)◯場所
zoomにてオンライン開催(お申し込みいただいた方にリンクをお送りします)◯参加費
一般:500円
スローフード会員(支部会員・コミュニティ会員・かたつむりの会):無料◯主催・お問い合わせ:一般社団法人 日本スローフード協会
info*slowfood-nippon.jp(*を@に変換してお送りください)
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丹波スローフードアカデミー2022
- 日時
- 2022年11月13日11/27(日) 13:00-16:00
12/11(日) 13:00-16:00
12/25(日) 13:00-16:00
1/8(日) 13:00-16:00
1/22(日) 10:00 - 16:00
- 場所
- おとわの森子育てママフィールド~petit prix~(プティプリ)
- 概要
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●こんな方におすすめ!●・サステナブルな食生活を考えていきたい・地球に優しい暮らしを行動に移したい・子どもに何を食べさせるかどうか日々考えている・循環型農業や自給自足という言葉に関心がある・丹波地域在住/丹波地域に興味のある・丹波の生産者さんと関わりを持ちたい・食に興味関心のある参加者と繋がりたい—————————————-『食をとりまく環境に不安はあるけれど、毎日の生活のなかでどんなことに取り組んだら良いのかわからない。』最近、そんな声があちこちから聞こえてきます。「スローフード」はインスタント食品や、注文すればすぐ食べられる「ファストフード」ではなく、普段食べている物をじっくり見直して、持続可能な「食」の選択をしていく社会運動です。丹波スローフードアカデミーでは丹波地域の生産者を事例にスローフードを学べる全6回の講座を行います。「野菜の選択」の回は在来種の全てを自家採取のみで栽培している丹波篠山市のめぶき農房さんを。「調味料の選択」の回は有機の醤油づくりや木桶の伝統保護にも着目し力を入れてきた多可町の足立醸造さんと、全量手仕込みで麹の新しい食べ方の提案もしている、丹波市の本間速さんを。「お肉の選択」の回は、近隣の有機農家の流通に乗らない野菜を飼料にしたり、鶏糞を有機農家へ返すといった地域連携で平飼い卵の養鶏や卵を使ったプリン・廃鶏の鶏肉を使ったソーセージなどの加工品を生産している芦田ポートリーさんをゲストにお呼びし、スローフードが制作するテキストと日本各地の先端事例を紹介するインタビューテキストを教材に、各分野で活躍する丹波の実践者をゲストに招いてワークショップ形式で共に学ぶ授業を行います。さらに、昨年度の受講生の方と今年度の受講生の方の交流を深めるために、丹波市の竹岡農園さんで交流会を行います。—————————————-●概要●・開講日数:全6回+交流会(※2022年11月-2022年2月/詳細な日程は特設WEBサイト参照)・開講形式:対面受講 または オンライン受講(ZOOMを利用します)・受講人数:対面受講・オンライン受講 各定員15名(全30名)※定員をこえる応募があった場合は事務局にて審議のうえ選考し決定いたします。・参加費:15,000 円(参加費に含まれるもの:テキスト代、フィールドトリップ参加費)・開催場所:おとわの森子育てママフィールド~petit prix~(プティプリ)兵庫県丹波篠山市味間新315● 申込について●・申込期間:〜2022年11月4日(金)まで・申込方法:WEBサイトの参加エントリーフォームからお申し込みください。※お子様とご一緒での受講も歓迎(※託児のご用意はありません/お子様同伴での受講となります)※お子様同伴でのご参加予定の方は、エントリーフォームにお子様の人数と年齢(月齢)をご記入ください。・主催: NPO法人gift / 一般社団法人日本スローフード協会
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秋田のいぶりがっこはどうやって守っていけるのか?〜 かたつむりアカデミー 2022年11月
- 日時
- 2022年11月04日19:30〜21:00
- 場所
- Zoom
- 概要
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秋田県の郷土漬物「いぶりがっこ」が、今ピンチに直面しています。
2021年6月に施行された改正食品衛生法では、
これまで許可が必要ではなかった漬物製造業に、新たに許可が必要となり、衛生基準を満たした施設で作る必要があります。いぶりがっこは、元々農家が農閑期に小屋で作るのが昔ながらの文化。
作り手は零細の高齢農家が多いのが現状で、製造施設の大幅な改修や新たに建設することは、そのような人たちにとってはとても難しいこと。作り手によってやり方も味も様々で、それが魅力の一つでもあるいぶりがっこを、大きな製造施設で一律で作った時、その魅力は出せるのでしょうか。そんな現状の中、どうしたら昔ながらのいぶりがっこを守り続けることができるか。
いぶりがっこの若手生産者として試行錯誤を続ける三吉農園の加藤マリさんを迎えてお話を伺います。
また、食品衛生法の基礎知識について、立命館大学社系研究機構客員研究員の柿谷康仁さんもお招きして学びます。概要
◯日時
11月4日(金)19:30〜21:00
(オンライン参加用のzoomは10分前に開場します)◯場所
zoomにてオンライン開催(お申し込みいただいた方にリンクをお送りします)◯参加費
一般:500円
スローフード会員(支部会員・コミュニティ会員・かたつむりの会):無料◯お申し込み
Peatixページよりお申し込みください。※Facebookのイベントページの参加ボタンだけではお申し込み完了にはなりません。https://ka-iburigakko.peatix.com/view
◯主催・お問い合わせ:一般社団法人 日本スローフード協会
info*slowfood-nippon.jp(*を@に変換してお送りください)Slow Food Nipponでは、月に一度、かたつむりアカデミーと題して、さまざまな食の問題に関する学び場を作っています。会員になっていただくと、参加費無料・席の優先などの特典があります。
イベント前に登録を済ませている方は、無料でご参加いただけます!
https://congrant.com/project/slowfoodnippon/1537スローフードの仲間になって、一緒に学び、対話し、ムーブメントを作りませんか?
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【かたつむりアカデミー 2022年9月】スローフード協会の新代表:エディと語ろう! 〜アフリカ10,000の菜園プロジェクト〜
- 日時
- 2022年09月03日16:30〜18:00
- 概要
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去る2022年7月、スローフード発足時(1989年)からずっと団体を率いてきたカルロ・ペトリーニが、ついに引退しました。
カリスマ・カルロの後を、いったい誰が引き継ぐのか?
世界は固唾をのんで見守ってきました。
そして、選出されたのは、エディ・ムキビ。アフリカ・ウガンダの36歳の青年です。
実は2014年以来、ずっとスローフード協会の副会長だった人です。なんで、アフリカ人の青年がスローフード協会の会長になるのか!せめてヨーロッパ人じゃないのか!
スローフード協会は、これからどこに向かうのか?
エディ新会長は、これから、世界運動・スローフードをどこに導こうとしているのか!?その、大きな背景には、エディが中心になってきた「アフリカに10,000の菜園をつくる」プロジェクトがあります。
これは、スローフード協会の悲願でもあり、カルロの置き土産とも言えるでしょう。考えてみましょう。
スローフード協会は、地域の「おいしい、きれい、ただしい」食を追求しています。
実際はどうか。日本の自給率は37%(カロリーベース)。
ヨーロッパ、「農業大国」と言われるフランスは125%(2018年)
でも、これはカロリーベース計算です。生産額ベースでみると、83%と、100%を割り込んでいます。
つまり、他国から輸入してるんです。(参考)ヨーロッパはどこから食料品を輸入するか。
多くは、アフリカからです。 アフリカの人たちは、形や見た目がバラバラだろうが、とにかく売りたい。
でも、「こんなもの買えるか」と、はねのけられます。で、捨てられる。その数、40%とも言われます。
アフリカの人びとは、インスタントのものとか、ジャンクなものを食べてしのいでいる。「われわれ“先進国”はこんなことでいいのか!」と、カルロは怒った。
この、アフリカがひたすら貧しい地位に置かれている負のループを止めるために、
アフリカに、現地の地元の人間たちの手で、1,000の菜園をつくってもらおう!
いわば、エディブル・スクールヤードの、アフリカ版です。でも、この目標は、あっさりと達成されました。
そこで、「今度は10,000の菜園だ!」
と、一気に10倍に。そして今、菜園は3,500を超えて、さらに増え続けています。
このプロジェクトを、アフリカのリーダーとして推進してきたのが、エディ・ムキビ新会長です。
これが達成されると、- アフリカのあちこちで、地元で美味しい、新鮮な野菜や果物が食べられる
- ヨーロッパに身を削って輸出しなくても、十分やっていける
- アフリカの各地の伝統食、伝統的なレシピなどもどんどん復活する etc.
でしょう。
この、先進国にただモノを作って売っていた地元の人たちに、エディはどう訴えかけて、どう心を動かしてきたのか?
現地の人々は、何を思い、暮らしてきたのか。その思いを変えるきっかけは何だったのか?
その先に、見えるアフリカの食の景色とはどんなものなのか?
これは、エディ新会長による「未来のスローフードを語る」場でもあります。スローフードの未来は、この若きリーダーの双肩に預けられました。
私たちは彼の思いをどう支えていけばいいのか。まずは、アフリカの食や農業の現状について、しっかりと学びたいと思います。
幸いにも、徳島大学の内藤直樹先生が、この晴れやかな機会を
さらに内容豊かに腑に落ちるように、先にお話をしてくださいます。一人でZoomでお聴きになってもいいですし、
支部や、コミュニティの単位で集まって、一緒に画面を見ながら、
エディの話を聞き、対話をし
終了後には、各地でその話題をさらに深く、飲み食いしながら、
語り合ってみるのはどうでしょうか。概要
◯日時
9月3日(土)16:30〜18:00
(オンライン参加用のzoomは10分前に開場します)◯場所
◆zoomにてオンライン開催(お申し込みいただいた方にリンクをお送りします)
◆いくつかの支部やコミュニティごとにメンバーが集まる会場があります。
会場でメンバーが集まる場所に参加ご希望の際は、お住まいの地域をご記入の上、スローフード日本事務局にメールをお願いします。
参加可能かどうか調整の上、別途ご返信申し上げます。◯参加費
◆オンライン参加
一般:500円
スローフード会員(支部会員・コミュニティ会員・かたつむりの会):無料◆支部やコミュニティごとの会場は別途会費が設定されている場合があります
◯お申し込み
Peatixページよりお申し込みください。https://edie-africa.peatix.com/view
◯主催・お問い合わせ:一般社団法人 日本スローフード協会
info*slowfood-nippon.jp(*を@に変換してお送りください)Slow Food Nipponでは、月に一度、かたつむりアカデミーと題して、さまざまな食の問題に関する学び場を作っています。会員になっていただくと、参加費無料・席の優先などの特典があります。
イベント前に登録を済ませている方は、無料でご参加いただけます!
https://congrant.com/project/slowfoodnippon/1537スローフードの仲間になって、一緒に学び、対話し、ムーブメントを作りませんか?
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”八丁味噌”の名前が使えなくなる? 〜GI(地理的表示)制度について考える〜 かたつむりアカデミー 2022年7月
- 日時
- 2022年07月28日19:30 - 21:00
- 場所
- zoom
- 概要
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愛知県岡崎市八帖(はっちょう)町。徳川家康が生まれた岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にあることから名付けられた地名です。そして「八丁味噌」という伝統食品は、この八帖町で400年以上前に誕生し、以来「八丁味噌」をつくり続けてきたのが、カクキュー(正式名称:合資会社 八丁味噌)とまるや八丁味噌(以下、まるや)との2社です。
そんな八丁味噌をめぐって、今、GI制度(Geographical Indication:地理的表示)に関する問題が起きています。
「特定の生産者による伝統的な製造方法などの人的要因、産地特有の気候や土壌などといった自然的要因が、産品の特性と結びつき、産品の品質や社会的評価が確立している名称の表示をいい、これらの産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、地域の共有財産として保護する制度」としているGI制度。
しかし、カクキューとまるやで構成された「八丁味噌協同組合」のGI申請は受理されず、申請を取り下げた直後に、「愛知県味噌溜醤油工業組合」によって申請された物が登録されています。2社は同組合に参加していないため、2026年には「商品に『八丁味噌』という名称を使用できなくなる」という問題にまで、直面しています。370年以上八丁味噌を作り続けてきた生産者が、八丁味噌と名乗れなくなる・・・
2017年に端を発したこの問題は現在も解決しておらず、今年に入ってからも、生産者が国を相手どっての訴訟にまで発展しています。
八丁味噌のみならず、同じように、小規模で脈々と受け継がれてきたローカルフードを、ブランドや経済効果の側面だけでなく、多面的に守り続けていくために私たちができることは、知ること、伝えること、対話をすること、声をあげることです。
経緯を学び、私たち一人ひとりが何ができるか、共に学び考える時間にしましょう。
概要
◯日時
7月28日(木)19:30〜21:00(10分前からzoomを開場します)◯参加費
一般:500円
スローフード会員(支部会員・コミュニティ会員・かたつむりの会):無料◯場所
zoomにてオンライン開催(お申し込みいただいた方にリンクをお送りします)◯お申し込み
Peatixページよりお申し込みください。
https://ka-hacchomiso.peatix.com/◯講師プロフィール
野村健治さん(カクキュー八丁味噌 企画室)
合資会社八丁味噌(屋号:カクキュー) 企画室長兼品質管理部長。名城大学農学部 農芸化学化卒業後、H10年3月 合資会社 八丁味噌に入社。醸造現場を経験した後、品質管理部へ配属。 ISO9000シリーズ取得に伴う基準書作成の他、オーガニック認証のルール作成と維持管理に関わる等の経験をしたのち、広報および新商品開発などを行う企画室へ。 その後平成29年に品質管理部長を兼務。2021 年には食品安全の国際規格である FSSC22000を取得。◯主催・お問い合わせ:一般社団法人 日本スローフード協会
info*slowfood-nippon.jp(*を@に変換してお送りください)
EVENT
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