UNISG生二人のインターンシップ@石川 No.6
2017/10/11

先週から石川県をインターンで回っているUNISG生の Paolo Tucci とLuke DiGiovanni。
今週は能登に来ています。
この日伺ったのは、七尾の醤油蔵「鳥居醤油商店」、珠洲の焼酎メーカー「日本醗酵化成」、輪島の醤油蔵「谷川醸造」。あちらこちらと奥能登を駆け抜ける日となりました。
醤油蔵はどちらも希少な杉桶を使って作る蔵元で、鳥居醤油商店では槽搾りを体験。槽から出てきた自分たちが搾ったお醤油は光を讃えてとても綺麗でした。また、しばらく使ってなかった杉桶を使用し、6年前から伝統的な製法にチャレンジしている谷川醸造では、実際に杉桶に入っているお醤油を桶の上から見せていただきました。四代目の谷川貴昭さんは、リバイバルした伝統的な杉桶樽での製法でいかに自分の代の味を造るか、模索の途上だと言います。
能登半島でも非常に珍しい焼酎メーカー「日本醗酵化成」では、たくさんの焼酎を試飲させていただきました。
九州では貯蔵に亀を使用するのが一般的ですが、こちらの倉庫にはたくさんの木樽が。焼酎は透明度が命なため、木樽を使用しても1〜2年ほどのようですが、木樽独特のフレーバーを得るために都度入れ替えしながら焼酎を木樽に移すとのこと。とても手間のかかった焼酎です。
今日はここまで。
奥能登は本当にたくさんの食品に醸されています。
明日からの更新もお楽しみに。
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