UNISG生二人のインターンシップ@石川 No.11

2017/10/20

3週間に渡る石川県でのUNISG生のインターンシップ、最後の週は加賀地方をメインに食文化を学んできました。

この日は、小松市で150年以上続く酒蔵、東酒造さんにお邪魔しました。まだ酒造りがスタートしていない東酒造さんでは、蔵の中で試飲をさせていただくという貴重な体験に加え、家屋と繋がった蔵の反対側にあるお庭を見せていただきました。玄関から繋がる離れには大事な取引先をおもてなしするお酒を飲むための間が、また、生した苔が素晴らしいお庭の奥には家屋から完全に独立した四畳半の本格的なお茶室が設けられていました。アルコールとしての日本酒ではなく、加賀の地に息づく食文化としてのお酒を感じられた訪問でした。

その後は、実際のお茶体験をするべく金沢の西田家庭園 玉泉園さんへ。
金沢でのお茶の歴史を学ぶとともに、実際にお茶を点てる体験をさせていただきました。二人には正座が少しきつそうでしたが、頑張っていました。

夕方には川北町の白山わくわくブルワリーにお邪魔し、地元産の六条大麦を使ったビールづくりについてお伺いしてきました。収穫期はもう過ぎてしまっていましたが、最近ではホップも作っているとのこと。酒造りに比べより工業化が進んでいるビールのイメージですが、地元産の麦やホップにこだわれている社長のお話しは農業そのものでした。

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